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かろかろと摘まむ

自宅のヤマボウシ。

年明けから枝を抜きたいなぁと思いつつもようやく時間が空いたので手入れしました。

↑が剪定前で↓が剪定後

少しすっきりしました。

ヤマボウシなど、雑木類は(雑木でなくても)風に枝がそよぐ姿。枝葉の風邪になびく音がきれいだと思うのです。

柔らかな枝先を残し自然樹形に仕立ててゆきます。

茶庭の木もどこを手入れしたか分からないように手入れするものです。

人の手が入っているのがなるべくわからないように。。。

じゃあ、放っておけばよいの?

いいえ。庭木は少しづつ枝葉を落としてあげて光合成をする量を少し減らしてあげることで成長が遅くなります。

また、自然の樹形のまま葉張りを詰めるためには、ふところ(幹に近いところ)から出る小枝を成長させて枝の更新をしてゆく必要があります。

何も手入れしないと、ふところの枝に光が入らないため枯れてしまいます。数年後に更新するための枝をきちんと育てるために

枝先を透かしふところの枝を育ててゆくのです。更新するための枝が育ち自然な形になったところで古い枝を思い切って落とします。

インターネットや植物の育て方の本で

「剪定をしないで自然樹形に育てます」

とか書いてあることがありますが、ありゃウソですね。

剪定しなければ自然樹形になりますが、自然樹形に育てるには剪定が必要です。

今回のヤマボウシ。あまり枝を落としていないように見えても

実はこれだけ枝をおとしています。

「かろかろ」と生けることを目指したわび茶人たちはできるだけ自然のままに入れることを上手の茶人とみるようになった。

「かろかろ」と摘まむことを目指したわび庭人たちはできるだけ自然のままに摘まむことを上手の庭人とみるようになった。

ヤマボウシは山法師らしく自然に

ですね。

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