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沼津垣

仕事仲間が沼津垣を編んでいるというので手伝いに行ってきました。
自分の仕事では5年くらい前に編んだきりだったのでぜひ手伝わせてくださいとお願いして行ってまいりました。
沼津垣というのは、箱根竹(細いメダケ)を網代模様に編みこんだ竹垣です。地元特有の垣根ですが、江戸時代の作庭書「石組園生八重垣伝」にも載っていますし、東京の小石川後楽園の入り口にもありますので沼津以外にはないわけではないのです。同書によると「大竹を割って網代に組んだものを沼津垣というのですが、箱根の丸竹でくむのが本当ですよ」みたいなことが書いてありますし。網代編の竹垣を沼津垣というのですが、この辺りでは、真竹の割竹を使ったものを網代垣と呼び、沼津垣と区別しています。

このように、編みこんであります。インターネットで、沼津垣を検索すると、最近は、沼津垣を編む職人がいなくなり沼津のシルバー人材センターが伝統文化を後世に残そうと伝承していますよ。みたいになっていますが、伝統文化を後世に伝承するのは、若い人のほうが良いのではないでしょうかね?きちんと探せば、沼津垣を編んでいる、若い職人さんが結構いますよ。

話を戻しますが、この垣根、細い竹を現場で編みこんでゆくので、やはり、アルミフェンスのように短期間で施工できません。編む人間の人件費がかかるので、ほかの竹垣に比べても、割高のようですが、竹同士が編みこまれているので長持ちします。現場の湿度や日当たりにもよりますが10年~20年は大丈夫でしょう。最近は、柱の丸太も防腐剤入りのものが主流になっていますし、かなりの年数もつのではないでしょうか。個人的にはこの斜めに編みこまれた模様がとても好きでおすすめの垣根です。表裏両側から同じように見れ、通気も良い目隠しなので、道路やお隣との境界などにはぴったりの竹垣だと思います。

明日も天気が怪しいですが、晴れてこの続きを編みたいですね

まだ途中ですが、週明けは自分の仕事が山積みで、応援に行けません。

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