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樹木を護るということ

ツリークライミング®初めて6年、樹木医の資格を取り、木の生態を深く学び、乱雑な剪定(というか剪定とはもはや呼べない、人間の都合で切り詰められた木)の無い、健康で安全な木が人の生活空間でも暮らせるということに確信をもっています。

アメリカから、アーボリスト®技術であるツリークライミング®が入ってきて、ロープを使って今まで重機を使用しなければたどり着けなかった高所での作業が安全にできるようになると、それまでは剪定ができなかった屋根にかかる枝や、建物に隣接する枝を下ろすことができるようになりました。

しかし、残念なことに、日本に馴染みのない海外の技術を使うことを売りにし「特殊伐採」などという用語を作り伐採する必要のない巨樹も伐採してしまう業者が増えてきました。

ツリークライミング®を学び、仕事としてのアーボリスト®技術を学んだATI|アーボリストトレーニング研究所では、「樹護士アーボリスト」という認定制度を設け、
・木に安全に登り作業する「クライミング技術」
・構造物や他の植物をを傷つけずに材を下ろす「リギング技術」
・万が一樹上で怪我をしてしまったクライマーを救助する「レスキュー技術」
・木の生態や同定、危険木の見極め方「樹木の知識」
が身についたプロフェッショナルを認定樹護士アーボリストとしています。

ただ単に講習会を受けただけではなく、学んだことを反復学習して身につけ、実技試験に挑戦しようという本当のプロフェッショナルは、今の日本での仕事の現状を「伐採ばかりで心が痛い」と口をそろえて言います。

高温多湿で植物の生育に好都合な日本という国では、本来木と寄り添い、大樹に畏敬の念を抱き生活してきました。それが現在では人の利便さを最優先に追求し、山を切り開き、都市部のみならず生活圏をコンクリート・アスファルトで覆い尽くし、生活しています。

地球は氷河期に進んでいるのに、地球温暖化はますます進み、大型台風やゲリラ豪雨などの災害が多数起きるのを、自然災害などとし、根本は人間が地球の生活サイクルを狂わせているという現実を見ていません。

大樹が作る緑陰は、夏の暑さを和らげてくれます。

人々の生活する場所でも高木をきちんと管理できる技術が、アーボリストの技術です。本来300年生きる樹木を、人の都合で100年で殺してしまってよいのでしょうか?

生活のために木を利用させていただくという、本来の林業の伐採ではなく、人の一方的な都合による殺木がなくなるためには、人間一人一人の意識改革が必要です。

認定「樹護士アーボリスト」は、大きな木と寄り添い生活する提案をいたします。

 

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