4.192014
デッキのメインテナンス

木製のウッドデッキを施工する機会がずいぶん減りました。
エクステリアメーカーから人工木樹脂デッキがかなり安い価格で
販売されているので、腐らないこれらの製品の需要が伸びています。
ただ、天然木のデッキは多少の手間がかかりますが、年がたつと周りと調和し、
味わいが出てきて面白いと思うのです。
自由なサイズで加工できるのも魅力ですね。
段違いデッキの縁側部分の防腐塗料を塗りました。
仕上た時は、ヒノキ白木の防腐塗料塗(クリアー)
ヒノキの白木が風化し、シルバーグレーに変化するのを
楽しんでもらいたいので、クリアーカラーでの仕上げを
勧めることがあります。
良い色合いなのですが、さすがに防腐塗料を重ねないと痛むので。
色は、迷ったのですが、下のウッドデッキ部分とコントラストを付けるために
↓こんな色にしました。
ちょっと、色が黄色すぎたかな?と思いましたが
間に挟み込んだ晒竹と合わせると
そこまで違和感は無いかなと。
ちなみに根太部分への取付は真鍮釘を使用。
竹を取り換えた時の真鍮釘で曲がっていないものは
再利用しました。
真鍮釘も、年月がたち、緑青がいい感じです。
新しい釘の間に古い釘を散らばせました。
よく、人口デッキのセールストークで腐らないから
などと言いますが、自然木も腐らないですよ。
下地にコンクリートを打ち、湿気対策をしっかりしてから
施工しているからというのもあると思いますが。
やはり、年と共に風合いが出てくる自然木のデッキがおすすめです。