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成長した木の再生。

会社事務所の入り口にある自宅

入口際にシラカシが植えてありかなりの太さになって
剪定してもやわらかい感じにはならなくなってしまったので

数年前根元から伐採しました。

ただし、時期を選んで、、、

伐採する時期?

変なこと言いますが、株立ちに仕立てようと思っていたので
芽吹きのいい時期に切ります。2月頃や梅雨前などです。

木が太くなれば、どの時期でも大抵は芽吹きますけど。

新規植栽する株立ちもこうして、根元で切ってふかし直します。

他にも木があって分かりにくいですが、一番背の高いのがシラカシです。

根元は

こんな感じになっています。

木が太いとたくさんの芽が切り口から出てくるのですが、その中から素性の良いものを選んで剪定しておきます。

残した芽が成長して、幹になり株立ちになるのです。

また、根元からは新たな芽が吹きます。
これは、〝ヤゴ”といわれていて、
剪定の教科書には
「ヤゴは切りましょう」
なんて書いてあるのですが
株立ちの木の幹が太り過ぎた場合には再生させるのに
細いヤゴを生かしていきますので、すべて切ってしまわずに
形の良いものは残してゆきます。

木が硬くならないように手入れしてゆくためには
状況に合わせて様々な鋏の入れ方が必要になります。
 
 

 


株式会社髙樹園

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