5.282013
成長した木の再生。
会社事務所の入り口にある自宅
入口際にシラカシが植えてありかなりの太さになって
剪定してもやわらかい感じにはならなくなってしまったので
数年前根元から伐採しました。
ただし、時期を選んで、、、
伐採する時期?
変なこと言いますが、株立ちに仕立てようと思っていたので
芽吹きのいい時期に切ります。2月頃や梅雨前などです。
木が太くなれば、どの時期でも大抵は芽吹きますけど。
新規植栽する株立ちもこうして、根元で切ってふかし直します。
他にも木があって分かりにくいですが、一番背の高いのがシラカシです。
根元は
こんな感じになっています。
木が太いとたくさんの芽が切り口から出てくるのですが、その中から素性の良いものを選んで剪定しておきます。
残した芽が成長して、幹になり株立ちになるのです。
また、根元からは新たな芽が吹きます。
これは、〝ヤゴ”といわれていて、
剪定の教科書には
「ヤゴは切りましょう」
なんて書いてあるのですが
株立ちの木の幹が太り過ぎた場合には再生させるのに
細いヤゴを生かしていきますので、すべて切ってしまわずに
形の良いものは残してゆきます。
木が硬くならないように手入れしてゆくためには
状況に合わせて様々な鋏の入れ方が必要になります。