12.302018
樹木医試験合格

樹木医に認定されました。
樹木医を目指したのは10年以上前。
当時30代前半であった私は、2週間の合宿に行く余裕などなく、受験さえもしませんでした。
樹木医の手引きという本を購入し、樹木医になるとこの本の内容をより深く勉強できるのかな?すごいな!
という、あこがれを心の中の片隅に残したまま、声がかかる仕事で樹木に関する仕事は、「枝が邪魔」「葉っぱが落ちるからさっぱり切ってほしい」「枯れてもいいから」「どうでもいい木だから」と悲しい声がたくさんあり、そんな声を聞きたくないために、樹木にかかわらない仕事へとシフトしていきました。
3年前の誕生日をきっかけに、樹木と向き合おうと決意し、植物に関する勉強をはじめました。
そこで出会った「ツリークライミング」
木と友だちになり、共に時間を過ごすことで一般の方たちにも樹木の偉大さや、森の大切さを伝えることも出来るのではないかと感じました。
ツリークライミングをしながら、より大きな樹木の剪定や治療を行うアーボリストとも知り合い、ツリーケアーの仕事をしていきたいという思いがまた強くなりました。
そして、自分が大切にしていた大木が切られるという悲しい事があった今年。
一度は受験もせずに諦めた樹木医の試験を受けてみました。
受験対策は、過去問や樹木医試験対策を一切せずに、関係書籍を多数読みました。
それでもなんとか合格できたんで、世にはびこる受験対策には疑問です。
今後は、より正しい知識を身につけ、沢山の人々が木を大切にしてくれるようになってくれるように、この資格を活かせればと思うのです。