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活力ある根を育てる

庭に植えられている植木に肥料を与えるいわゆる「追肥」

みなさんはきちんと行っていますか?

根を活性化させるために

肥料を与えたいけど実際の

庭の木の下には、根締めの下草や芝が植えてあり

掘り起こして肥料を与えるのが難しい。

ただ化成肥料を根元に撒いておしまい。

これだと、土がだんだん弱っていくので逆効果です。

化成肥料は速効性があるので肥料をした直後は

目に見えて緑の色が良くなったり

花咲が良くなったりしますが、しょせん重油を主成分とした

化学薬品ですから、植物が栄養を取るために重要な

土の活力向上にはなりません。

当社では試行錯誤の結果、現在樹木を活性化させるために

追肥を行う際木の周り全体を掘り起こさずに

次の方法を取ります。

まず、木の周りに鉄筋を打ちこみ穴を空けます。

16mmの鉄筋を30cm以上打ちます。

抜くときに穴を広げながら抜くと直径3cm以上の穴が開きます。

そこに、自社製のぼかし肥料を入れてゆきます。

ぼかし肥料は魚粕やカニ殻、もみ殻や卵の殻、炭を

混合して水を加え発酵させたもの→ 以前の記事参照クリック

ぼかし肥料を鉄筋で開けた穴に入れ、

こちらを使います。

以前紹介した酵素を薄めた溶液を使い

埋め戻していきます。

穴を空けることで根の周りに酸素を送り込み

根の呼吸を助け、酵素とぼかし肥料で

根粒細菌を活性化させ、土をほぐし、細根の発生を誘発する。

枝は、根の姿を映すもの。

細根がよく発達した植木の枝は

節間がつまり、鑑賞価値のあるきれいな庭木になります。

植木を育てる前にまずは根を育ててゆかなくてはなりません。

この方法ならば庭木の周りの土を堀上げるなどの手間も抑えられますので、

現場も汚さず、コストも抑えた土壌改良が可能です。

庭木にもっと活力を与えたい方。

庭木の花付を良くしたい方。

ご相談ください。

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