8.102010
砕石を飛び越えるダンプ
ありがたいことに仕事が重なり、とても忙しい日々です。
日曜日に外構工事の駐車場部分のスキ取りと砕石敷きに行きました。砕石は、土のままだと、雨などの水分を含んだときぬかるみ、そこに圧力がかかると地盤がへこむのを防ぐため、砕いた石を敷きならし締め固めることで沈まない基礎を作ります。家の基礎にも当然使われます。当社施工の住宅用コンクリート駐車場では、標準で、砕石を10cmコンクリートを10cmの厚さで施工します。コンクリートの下が沈むと、コンクリートの下に空洞が出来、車等の荷重がかかると割れることがあります。道路舗装のアスファルトは、コンクリートより強度が弱いので、砕石を厚くし、砕石の強度がとても重要になります。
日曜日では、砕石屋さんがお休みだったので、前日までに、当日使う分の砕石を現場に山にしておきました。既に引っ越しが終わり、お施主様が住んでいるので、車を止めるスペースも確保してその日の作業を終了しなければなりません。現場に山になった砕石の奥の土をダンプに積み込むので機械のそばまでダンプが近づけない。
そこで裏技
高樹園の新兵器スライドダンプ。本来、重機を積み込むために荷台がスライドするのですが、スライドした時、後輪より荷台が2.5m後ろに下がります。砕石の山を荷台だけが飛び越えて残土を積むことが出来ました。そして積込終了後、
荷台を戻せばこのとおり。ダンプの後ろの砕石の山が出現します。
このダンプ。一輪車で土を積み込む時も荷台が下がるので、道板を掛けてあげれば簡単に積込が出来ます。重機の積み下ろし以外にも、重機が入らない、各種リフォーム現場で活躍します。
黄色いダンプでおじゃまします。