9.112015
駐車場のタマリュウスリット。

以前三島で作庭したお宅に庭木の手入れに伺いました。
私の設計では植栽する本数が少ないため、高木はモミジと、カクレミノ、クロモジの3本です。
その他、白ヤマブキや寒椿、ニシキギなどの低木に鋏を入れ掃除してたのですが、去年から気になる所が1箇所。
駐車場のコンクリートにクラック防止で入れたスリット部分のタマリュウの草目地が所々タマリュウが無くなってしまっています。
端の方は盛り上がるくらいに茂っている場所があるので、株分けしてみました。
最近↓のような山菜堀を手に入れたので株分けが楽にできるかな?
山菜堀で盛り上がった部分のタマリュウを切り取ります。
思った以上に簡単に根を切ることが出来ます。
そして、絡み合った根をほぐしながら3芽位づつタマリュウが無くなった部分に植えます。
溝の真ん中に植えれば増えていきます。
たまに、外構屋さんが新規に駐車場を作った時にタマリュウをポットから外してそのまま植えているのを見かけますが、ポットから外して、ほぐしながら植えるほうが増えるのが早いですね。
新規の駐車場だと1m当たり5pot程度でいいと思いますが、ほぐしていかないと、なかなかタマリュウ同士がくっつきません。
最後の写真が新築当初のモノです。均等にあったタマリュウも8年位たつと痛む場所が出てきます。