11.192015
黄葉の紅葉

弊社近くで毎年剪定をさせていただいているおたくには秋に黄色く色づくモミジが植えてあります。
もともと、落葉樹の紅葉は、光合成をおこなう葉緑素が分解され、緑色の色素が抜けることによって、黄色い色が出てきているのだそうです。
赤く色づく紅葉は、昼夜の温度差が大きい時にアントシアニンという色素が形成されるため、赤い色が出てくるそうです。
このモミジは「珊瑚閣」という品種で、イロハモミジのように真っ赤には紅葉しません。
その代り、幹肌が赤く美しく、また春の新芽が赤くきれいに色づきます。
路地植えでもイロハモミジより成長が遅いようで、管理しやすい品種です。
すこし趣の違ったもみじもおすすめです。