7.252011
LOTUS YOKOHAMA 午前の部
庭の仕事をしていると、庭を造るうえでその場所の空気と言いますか、雰囲気。その庭を使う人の人柄が現れるように工夫します。
その空気感を表現するために、数々の技があります。修業時代、基本技術の大切さを叩きこまれました。竹垣を結ぶ棕櫚縄の結び方。植木を植える植え方。基本技術を身に着けその先に自分のモノが見えてくるのではないでしょうか?
千利休は自分の茶を模倣するのではなく、自分のしなかったお茶をするように弟子たちに言って聞かせたようです。
それが、伝承から伝統へと変わる瞬間なのでしょう。
横浜に、そんな文化の伝統を守り続ける男がいます。その名を「松村宗亮」SHUHALLY主宰。裏千家茶道専門学校を卒業し、関内でお茶室を持ち、お茶を通して日本文化を受け繋ぎ続けています。
彼が、東日本大震災の復興支援に動きました。さまざまな日本伝統文化のチャリティーワークショップを横浜三渓園で行いました。彼と出会ったころこんなことを企画していると聞き。必ず行くよと約束しました。
そして、2011.7.23.彼の崇高な思いをよそに、家族で遊ぶのが目的なだけの下衆な植木屋も横浜三渓園に足を運びました。
さっそく、外回りの素敵な雰囲気の写真を撮り忘れ、、中の様子からです、、、
華道、茶道、台湾茶道、書道、陶芸、日本舞踊、能、ヨガ、和菓子
みなさん、その道の第一線で活躍する方たちのワークショップが行われています。
まづ、参加したのは、表千家「世界茶会」岡田和弘先生の席。先週抹茶をたのしむ うつわ展でお会いしたばかりの岡田先生。
今回は、世界茶会らしく(?)世界中を旅して集めた道具でお茶を点てます。
一通り一服いただいたところで、お茶を点てるワークショップ。長男と家人が挑戦
茶道を多くのひとに体験し、茶の湯の魅力を伝えようとワークショップを多数開催している岡田先生です。楽しい席になりました。
そして次に伺ったのが、生花のワークショップ。未生流笹岡次期家元の笹岡隆甫さんのワークショップ
生花とフラワーアレンジメントの違い、生ける時の枝葉の落とし方。庭に植栽するのに通じる部分があり、とても勉強になりました。
長男も頑張って生花をしました。
長男作
家人作
わたくし作
大体、1時間ほどのワークショップを2件体験し、お昼です。
次男は、ちょっと退屈だったかも、、、お昼を食べるとニコニコになりました。
午後の部の模様はまた次回。
株式会社髙樹園
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